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小町の日々の暮らし komati920.exblog.jp

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集中治療室に現れた知らないおばあさん


右足の付け根からカテーテルを入れて心臓の血管が
手術に耐えられる状態か調べる検査がありました。
その検査は、1時間半ほどで終わるのですが、
終了時に2度目のひどい呼吸困難になりました。
すぐに透析室に運ばれて透析をしてもらいました。
透析開始2時間たったら肺の水が抜けて楽に呼吸できるようになりました。
運ばれて行く途中、呼吸が苦しくてこのまま死ぬのかなとも思いました。
この2度目の呼吸困難を起こしたことで私は、危険な状態ということが
医師にもわかり、手術の順番を早くしてもらえることになりました。
11月27日の朝9時に手術室に入り出てきたのは、夕方5時半だったそうです。
全身麻酔なので11月28日の朝8時半に目が覚めました。
錯乱もせずに自分が集中治療室にいるということがわかりました。
看護師さんの話では、全身麻酔から目覚めるときに錯乱して
どこから力がでるのだろうかと思うくらいあばれる方がいて
男の看護師さんが馬乗りになって押さえるという例もあるそうです。
集中治療室では、首、腹、手、足に10本ほどの管や点滴がつながれて
身動きできませんでした。
体の向きを変えてもらうのも看護師さんにやってもらわないとできませんでした。
水は、手術後4日目からしか飲ませてもらえませんでした。
おかゆの食事は、5日目からでした。
排泄は、おむつです。トイレには行かせてもらえません。
睡眠薬を飲んでも1時間くらいしか眠れませんでした。
集中治療室に入ったのは、初めての経験でしたが、
動けないので体は痛くなるしとてもつらかったです。
6日間いました。
2日目にとても不思議なことが起こりました。
日中の出来事ですが、集中治療室の壁と天井、カーテンがすべて花模様になりました。
あれ、どうしたのだろうと思っていると銀色のような色の粒がたくさん現れました。
その粒が私のベッドの足のところに集まりました。
粒が消えたら知らないおばあさんが、立っていたのです。
髪の毛は、金色に輝いていてとても美しい顔立ちをしていました。
花柄のブラウスにベージュ系のスカートをはいていました。
私を覗き込むように心配そうな顔をしていました。
そしてスーッと消えて行きました。
怖いという感覚は、何も感じませんでした。
これは、夢ではありません。実際にはっきりと見たことなのです。
この機械は、手術後に肺に溜まった水を吸い取るものものです。
腹に2か所穴を開け2本の管が入れられ、その管とつながれています。
一般病室に移動したときもこの機械は、つけられたままでした。
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by komati920 | 2014-12-21 19:19 | 病気